この度、第27回日本小児ストーマ・排泄管理研究会を神戸の地で開催させていただくことになりました。大変光栄なことであり心から感謝いたします。
研究会テーマは「小児WOCケアのこれまでこれからとひろがり」です。「これまで」と「これから」では各施設で行われている小児WOCケアに関連する伝統ある治療やケア、あるいは最新の治療やケアを、「ひろがり」は横断的なWOCケアとして多(他)職種との協働を考えています。医師と看護師やWOCケアに関連のある分野の認定看護師や専門看護師など看護師同志の協働、その他さまざまな職種との協働のご発表をお待ちしています。
「小児WOCケアのこれまでこれからとひろがり」をテーマにしたシンポジウムも予定しています。医療者や患者様・ご家族など様々な立場のご発言からWOCケアの歴史を振り返り、将来の課題を明確にしていきたいと企画を進めております。
テーマ以外の要望演題を①ストーマサイトマーキング②小児WOC領域で特色ある地域活動、としました。ストーマサイトマーキングは今年度より診療報酬で術前処置加算として450点算定できるようになりました。この機会に改めて医師、看護師お互いの立場からのマーキングの考え方、成長発達段階で考慮すべきこと、再造設が必要だった症例などをご発表いただき、ストーマサイトマーキングについて考えたいと思います。また小児WOCケアの充実には地域での活動も不可欠と考えます。皆様の地域での小児WOCケアに関する活動をぜひアピールしてください。
その他小児のストーマ、排泄、創傷、に関する演題を広く募集いたします。
(WOCケアとは創傷wound・オストミーostomy・失禁ケアcontinenceを意味し、皮膚・排泄ケア領域を示します)
開催地の神戸には六甲山系の豊かな自然と、洗練された港の風情、そして異国情緒あふれる街並みがあります。
1995年の阪神・淡路大震災では大きな被害を受けましたが、全国の皆様の支援で復興の過程を歩むことができました。
東日本大震災により被災された皆様には、心よりのお見舞いを申し上げ、復興をお祈りいたします。
研究会のイラストは、神戸在住のイラストレーター・作家の山崎秀明(ヤマサキヒデアキ)氏にお願いしました。山崎氏のイラストは、神戸市民であれば必ず目にする神戸と馴染み深いお仕事をされています。また山崎氏は、阪神・淡路大震災の教訓を生かし、東日本震災後のこどもたちの心のケアを行おうと「2コマまんがで笑顔の交換を」をキャッチフレーズに活動をされています。
会場は兵庫県看護協会ハーモニーホールです。三ノ宮から神戸市営地下鉄で1駅「県庁前駅」徒歩1分のアクセスの良い場所にあります。
多くの皆様にご参加いただき、WOCケアの必要な子どもたちのために活発で有意義な1日が過ごせますよう願っています。
兵庫県看護協会
第27回
日本小児ストーマ・
排泄管理研究会 事務局
兵庫県立こども病院 看護部内
担当:伊達 尚美、鳴滝 由佳
TEL 078-732-6961
FAX 078-735-0910
E-mail:
kodomo.stoma@gmail.com
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